楽天市場の魅力はなんといっても、ポイント還元率が高いこと。買い物をするなら、ポイントを大量ゲットしたいですよね。
楽天市場でポイントをたくさんゲットするためには、SPUのポイント倍率をいかに上げておくかが重要になってきます。
しかしSPUの改悪が続き、以前よりSPUが上げにくくなっているのが現状ではないでしょうか。
2023年9月1日から、楽天市場アプリがSPU対象から外れるなど、毎年のように改悪は続いています。
- SPUは何倍くらいまで上げておくのがいいの?
- どのSPUを上げておけばいいかわからない
こんな疑問を持っている方もいるかと思います。
結論からいうと、SPU6倍〜10倍が目安かなと思います。
6.5倍というと倍率はそんなに高くないですが、現状のSPUでは現実的なラインです。
とはいえ、それでも十分にポイントを貯めることができます。
本記事では、改悪が続くSPUの中で「必ず利用したいSPU」と「機会があれば利用したいSPU」に分けておすすめのSPUを紹介したいと思います。
必ず利用したいSPUで+6.5倍を達成できるので、あとは利用する機会のあるSPUを使って+10倍くらいを狙っていくのが現実的です。
楽天のSPUとは

SPUとは「スーパーポイントアップ」の略で、楽天の対象サービスを利用して条件を達成することで、楽天市場での買い物がポイントアップするプログラムのことです。
SPUのポイントアップが上がれば上がるほど、楽天市場で買い物をする際のポイント還元率が高くなります。
しかも、SPUは楽天市場のキャンペーンと併用が可能です。
「0と5のつく日はポイント5倍」といったキャンペーンをはじめ、「楽天お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」とも合わせるとができます。
SPUの倍率を上げておくと、お得にポイントを貯めることができるのでどんどんポイントが貯まります。

筆者の場合だとSPU7倍で、直近3ヶ月で18,000ポイントを獲得、1ヶ月平均6,000ポイントほどゲットできています。
まず、楽天会員であればポイント+1倍になるので、まずは+1倍からのスタートとなります。
これに加えて、各SPU対象のサービスを利用することで、ポイント倍率を上げていくことができます。
必ず利用したいおすすめのSPUを紹介します。
- 楽天カード(+2倍)
- 楽天銀行+楽天カード(+1倍)
- 楽天モバイル(+1倍)
- 楽天ひかり(+1倍)
上記のサービスを利用すれば、ポイント+5倍を確保です。
ベースとなる「楽天会員+1倍」と合わせて、ポイント+6倍になります。この時点でかなりお得に買い物ができるようになるので、まずはこのラインを目指しましょう。
楽天カード(+2倍)
楽天カード、または楽天ゴールドカードを使って、楽天市場で買い物をすればポイント+2倍になります。
楽天カードは年会費無料で作れるカードなので、必ず作っておきましょう。
また、楽天カードは2枚持ちが可能なので「生活費用」「趣味用」といったように、用途別に作るのもおすすめです。
楽天銀行+楽天カード(+1倍)
楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引き落としをすると、ポイント最大+1倍になります。
+1倍にするためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。(それぞれ+0.5倍ずつもらえます)
- 楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引落をすると、楽天市場での楽天カードお支払い分がポイント+0.5倍
- 楽天銀行で給与・賞与・年金を受取ると、楽天市場での楽天カードお支払い分がポイント+0.5倍
楽天市場を利用している人なら、「楽天カード」と「楽天銀行」を使っているはずなので問題ないかと思いますが、まだ作っていない人は作りましょう。
楽天モバイル(+1倍)
楽天モバイルの利用でポイント倍率が大きく上がります。
※達成条件によって最大+3倍になりますが、今回はは一番低いポイント+1倍で計算しています。
楽天モバイルの各ポイント倍率の達成条件は以下のとおりです。
達成条件 | ポイント倍率 |
---|---|
「Rakuten UN-LIMIT Vll」契約中&ダイヤモンド会員 | +3倍 |
「Rakuten UN-LIMIT Vll」契約中&ダイヤモンド会員以外 | +3倍 |
スーパーホーダイ・組み合わせプラン契約 | +3倍 |
楽天モバイルは、概ね評価も良く料金プランも格安プランから大容量プランまであります。
楽天経済圏に入るなら、必須のサービスといえます。
楽天ひかり(+1倍)
楽天ひかりを契約すればポイント+1倍になります。
他のプロバイダと比べてもリーズナブルなので、楽天ひかりに切り替えるメリットはあります。
常時キャンペーンも開催しているので、利用するとさらにお得に利用できます。
使う機会があれば利用するSPU
以下のサービスは人を選ぶSPUなので、無理して利用する必要はありません。
使う機会があれば利用するといった感じでOKです。
楽天プレミアムカード(+4倍)
楽天プレミアムカードは、できれば利用したいところです。
楽天プレミアムカードを楽天市場で利用するだけで、ポイントが+4倍になるので大きな割合を占めることになるからです。
ただし、年会費が11,000円(税込)かかってしまいます。
年会費の元を取るためには、月に45,000円の利用が必要です。
楽天プレミアムカードには、プライオリティ・パスなどの特典もあるので付帯サービスと加味して検討してみてください。
楽天プレミアムカードについては、楽天プレミアムカードの特徴やメリット・デメリットを解説!を参考にしてみてください。

楽天ブックス(+0.5倍)
楽天ブックスで月1回1,000円以上買い物をすると、ポイント+0.5倍になります。
楽天ブックスは、読書をする人は必ず利用したいところ。ポイント還元を加味すれば、Amazonよりお得に購入できます。
また、お買い物マラソンの買いまわり対策にも最適です。
お買い物マラソンで楽天ブックスをお得に攻略する方法を、お買い物マラソンは楽天ブックス利用で攻略度アップ!お得な買い方を紹介!で解説しているので参考にしてみてください。

楽天Kobo(+0.5倍)
楽天Koboで月1回1,000円以上買い物をすると、ポイント+0.5倍になります。
楽天ブックス同様に、読書をする人は必ず利用しましょう。
楽天Koboもお買い物マラソン対象なので、読書好きの方は合わせて利用したいところ。
楽天証券(+1倍)
楽天証券でポイント投資をするとポイント最大+1倍になります。
楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上、以下の条件を満たすとポイント倍率がアップします。
- 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)でポイント+0.5倍
- 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でポイント+0.5倍
投資をしたことがない人も、資産運用の勉強も兼ねてやってみるといいかと思います。
楽天トラベル(+1倍)
楽天トラベルで、月に1回5,000円以上を利用するとポイント+1倍になります。
「予約した月の2ヶ月後末日までに利用」することが条件なので注意が必要です。
楽天トラベルは、なかなか使う機会がないかもしれません。
旅行の予定ができれば、都度利用する感じでOKです。
楽天ビューティー(+0.5倍)
3,000円(税込)以上の「ネット予約&施術完了」で、ポイント+0.5倍になります。
自分が通っているショップが対象であれば、ぜひ利用したいところ。
ただし、ホットペッパービューティーに比べると掲載店舗が少ないのがデメリットです。
楽天Fashionアプリ(+0.5倍)
Rakuten Fashionアプリで、月1回買い物をすればポイント+0.5倍になります。
Rakuten Fashionで服を買っている人以外は、スルーでOKです。
楽天モバイルキャリア決済(+0.5倍)
楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を、月の合計2,000円(税込)以上の利用でポイント+0.5倍になります。
Androidのみと限定されていますし、Google Playストアでのアプリ購入や課金など、余計にお金を使ってしまう原因にもなってしまいます。
特に利用する必要はありません。
楽天Pasha(+0.5倍)
Rakuten Pashaの「トクダネ」で合計300ポイント以上獲得し、かつ「きょうのレシートキャンペーン」にて10枚以上レシートを集めれば、ポイント+0.5倍となります。
倍率アップも低い上にけっこう面倒くさいので、楽天Pashaはスルーでいいと思います。
楽天ウォレット(+0.5倍)
合計30,000円以上暗号資産現物を購入(ポイント交換含む)すると、同月の楽天市場のお買い物がポイント+0.5倍になります。
仮想通貨に興味がある人向けのSPUです。
楽天SPUに関するよくある質問

SPUはエントリーが必要?
SPUのポイントアップは、エントリー不要です。
SPU対象のサービスを利用して条件を達成すれば、自動的に倍率が上がります。
条件達成前の買い物もポイントアップ対象になるの?
楽天SPUは、条件達成前の買い物もポイントアップ対象になります。
毎月1日から末日までに条件を達成すれば、その月の買い物に対してポイント倍率が適用されます。
- 2日に楽天市場で1万円の買い物
- 10日に楽天トラベルで条件達成
このような場合でも、2日の買い物に対して楽天トラベルのポイント+1倍が適用されます。
まとめ
改悪が続くSPUの中で「必ず利用したいSPU」と「機会があれば利用したいSPU」に分けておすすめのSPUを紹介してきました。
必ず利用したいSPUで+6倍、まずはここが最低ライン。
- 楽天カード(+2倍)
- 楽天銀行+楽天カード(+1倍)
- 楽天モバイル(+1倍)
- 楽天ひかり(+1倍)
あとは、使いたいサービスを利用して「+10倍くらいになればラッキー」といった感じでいいかと思います。
自分に必要のないサービスを無理に使ってSPU倍率を上げても、お得にならなかったのでは意味がありません。
以前よりSPUが上げにくくなってしまったのは残念ですが、お買い物マラソンなどまだまだお得に買い物ができる手段はあります。
トータルでお得に買えるようにしていきましょう。
